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冷凍庫
ショート1.5 mLチューブ&ハーフボックス
- アイデア

分子生物学系のサンプル保存には1.5 mlチューブが広く用いられますが、満量まで充填するケースはまれで、内容物は半分以下が一般的です。その結果、フリーザーでは実質的に空気を冷却している状態。さらに、1.5 mlチューブを収容する標準ボックスも高さが過剰で、収納効率を低下させています。その結果、庫内スペースと電力を浪費しています。
そこで、キャップ径はそのままに胴長を約40 mmから20 mm程度に短縮した、実容量約0.7 mlの『ショートチューブ』を提案します。キャップとシール面は既存規格と互換性を保持し、書き込みスペースも確保。高さ半分の96本用『スリムハーフボックス』を併用することで、既存ラックとの段積み互換を維持しつつ、同じ棚スペースに2倍のサンプルを収納可能。この組み合わせにより、フリーザーの増設(高額!)を回避でき、省エネとコスト削減に大きく貢献できる。